MAN RAY NO 4
シンポジウム「マン・レイとシュルレアリスム(関西シュルレアリスム研究会との共同開催)」にて行った「レイヨグラフ作品を起点とした即興パフォーマンス」の映像記録をもとに、パフォーマンスの様子を再編集し、レイヨグラフに見られる独特な陰影を持つ映像作品として完成させました。
[ Movie ]
MAN RAY NO 4
"The poetry of Man Ray" is performance on the image of Rayograph.
It was performed in Symposium about “Surréalisme related to Man Ray”.
I wake up the ghost of Surréaliste in the present age,
And it trial to think about positioning of Man Ray in the future.
title:MAN RAY NO 4
maker:Kazuhito M
date:December 3, 2016
place:Kyoto Institute of Technology Museum and Archives 2F.
edit:Kazuhito Matsumoto
camera:Yudai Fukuda, Haruka Kawakami
/* note */
Symposium “Surréalisme related to Man Ray”
(with Société des études surréalistes du Kansaï)
December 3, 2016 Sat 13:00 -
Kyoto Institute of Technology Museum and Archives 2F.
○Free (Reservation Required)
c/w IMAGES OF MAN RAY IN POSTERS "Reflected"
[ Access ]
Pick Up
シンポジウムでは、こちらレジュメの代わりにブックカバーを制作しましたので、そちらの配布をいたしました。当時、マン・レイと親交を結んでいたマルセル・デュシャンの言葉をお借りして、パフォーマンスに関するアティチュードを記載しております。
感想
シンポジウム「マン・レイとシュルレアリスム」和やかな雰囲気の中、登壇した研究者の方々による多角的な視点で、マン・レイという人物像や歴史的背景が紹介されて、ダダにおいてもシュルレアリスムにおいてもアメリカにおいてもヨーロッパにおいても、宙吊りなマン・レイの特異な存在が浮き彫りになりました。ここで新たに発見された存在の位置付けが、今後どのように紐解かれていくのかが楽しみです。
またレイヨグラフを起点とした降霊術にも似たパフォーマンスでは、主役のマン・レイだけでなく、たくさんのシュルレアリストの亡霊たちも会場に駆けつけてくれました。最後にチェキWIDEのカメラで念写したマン・レイは、とっさに撮ったにしてはレイっぽい画面構成になっていることもあり、降霊は大成功だったように思われます。そのあとの懇親会にも続々と集まってきていたのかもしれません…
塚原先生、木水先生、平芳先生、石原さん、関西シュルレアリスム研究会のみなさん、来聴下さったみなさま、有意義で学びある楽しい一日を本当にありがとうございました;*)
We are delighted to invite you.