「POETIC SEWING PROJECT -刺繍と詩集と雨と未知〆-」
日時:2017/07/01(土) - 02(日) ※7/1は12:30開場、7/2は17時に解散予定です。
場所:MTRL KYOTO (マテリアル京都)
詳細 ≫ Access
参加費:7,000円
定員 10名 (要事前申込)
企画 モノガタリ倶楽部
講師:
二宮佐和子 (刺繍アーティスト)
松本和史 (analicear・詩人)
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刺繍アーティストの二宮佐和子さんと詩人の松本和史さんを講師にお迎えし『雨』をテーマに、参加者各自が作品を制作する一泊二日の合宿をMTRL KYOTOで行います。 刺繍と詩作のワークショップ、お散歩、銭湯、雑魚寝…。時にお酒片手に会話しながら、時に静かにじっくり、言葉を刺しながら、自己表現に向き合ってみませんか。
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Pick Up
Total 62 photo by Nanako Saito
詩的情景の見つけ方 -名前から詩をつくる-
カリグラムやコンクリート・ポエトリーの紹介を基軸に図像的に言葉を展開する座学と、あらためて自分の名前を見つめ直して言葉を綴ることや、詩を紡ぐことを実践してみます。
例題として、“松本和史” という名前を紐解きながら作った詩を提示してから、配布したノートにそれぞれの命名の由来や印象を綴ってもらい詩作と刺繍のきっかけを掴んでもらいました。
机の中に響いた雨音
多角的な雨の質感をとらえるために、あらかじめ録音しておいた豪雨の音を振動スピーカーを利用して、机に響く雨音に耳を傾けて聴いてみます。
*下記リンクから雨音の視聴が可能です。
名前と雨をテーマにした刺繍、2 つの種類のものを作ってもらいました。詩のプレワークを通して刺繍に取り組んだからか、名前や思い出から発想したり、刺繍に言葉が取り込まれたりしては、詩的な情緒が溢れた作品が揃ったように思います。
参加者は、言葉や刺繍を通し未知なる詩的な表現を模索してくれましたが、この一泊二日のあいだに、ここに書き切れないほどに雨の日の憂鬱な思い出を吹き飛ばすような楽しさが、始終溢れていました。
*合宿ワークショップの様子や参加者の “詩繍家” のみんなの作品は、ドキュメントをまとめたZINEで詳しく確認することができます。そちらは下記のPDFデータで閲覧またはダウンロードが可能です。
ダウンロードしたPDFデータを順番に両面印刷して、二つ折りにし重ねると冊子になります。
PSP_ZINE (高品質印刷) [ PDF ] 11.4 MB
未知なる詩的な感性を持つ “詩繍家” という領域が生まれるかもしれない。
今回の二日間のプロセスと成果物は、また展示発表を予定しております。
このプロジェクトに興味のある方は、ひきつづきお楽しみに;*)
POETIC SEWING MY WAY〆
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